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2011年12月16日 (金)

自然な最期の迎え方とは? ~石飛幸三氏の講演を聞いて~

昨日、市の施設の合同の研修会に参加し、高齢者の終末期の医療と介護についての講演を聞くことが出来ました。

東京都世田谷区の特別養護老人ホームで常勤の医師として活動されている石飛幸三氏が講師を務められ、終末期を迎えられる高齢者に対してのありかたを説かれていました。

栄養状態を保とうとするために無理に口から栄養を摂取させようとして誤嚥・肺炎を起こし、入院した病院で胃瘻をつけられて無理に延命している現状や、胃瘻を強制的につけられることで人間の尊厳が損なわれてしまうことを氏が現場で実際にあったことを例にして説明され、老衰の方に対する「延命治療」について疑問を投げかけられてました。

病気と老衰は違うものであり、両者を明確に区別することで終末期を迎えられる方が平穏な最期を迎えると説かれてます。特に医師は延命を至上とし、自然死を知らないのが現状だそうです。
たとえば胃瘻についてもですが、口から食べることが出来なくなって胃瘻をつけないと延命できない状態でも、家族や医師の判断で胃瘻を付けず、穏やかに亡くなったとしても、それは「正当な業務行為」ではないか?と話されてました。

講演の中で氏は「看取りは施設に入所した時点ですでに始まっている」と語られ、その中で入所者がどう生きたか、家族とどう関わってきたか、それが最後に結実すると説明されました。
そして「どう生きるか、それが死に方に反映される」という言葉で締めくくられました。



講演を聞いて私は、職場で無理に食事を摂ってもらおうとしてかえって誤嚥や肺炎を起こして入院し、亡くなってしまったり胃瘻を付けられてしまった例を思い出しておりました。そして栄養の摂取の仕方、高齢者が「食べられない」ことに対しての認識を改めさせられました。
その人らしい最期を迎えるためにどうアプローチしていけば良いか、職場の方と話し合っていく機会があればと思います。



氏のことについて検索していたらyoutubeに世田谷区がオフィシャルチャンネルを作成されていて、その中に氏が講演されている動画がありました。
昨日講演されたのとほとんど同じ内容だったので、ここにアドレスを載せておきます。
http://youtu.be/0E_20fnPpEk
(動画貼り付けは無効にされていたので貼り付けられませんでした)



氏の書かれた本はこちら。

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