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2012年2月12日 (日)

恩師の前で見せた涙

昨日・今日の二日間、大学で中国文学を専攻していたころの恩師が還暦を迎えられるということで教え子たちが一同に集まって、奈良にある大学の宿泊施設へ泊りがけで祝うことになりました。

かつて恩師のもとで一緒に学んだ先輩や後輩は皆お変わりない姿でしたが、何よりも恩師が10年近く経っても全くお変わりのない姿だったことに驚きました。
皆で恩師を囲み、夜通し酒を飲みかわしました。

恩師がこれからも元気で研究に取り組めるよう、心から祈っております。



お祝いに来た教え子の方々は、大学卒業後、在学中に学んだことを生かしてその方面の仕事に就かれたり、また自分が教える側となっていたり、さらには恩師と一緒に研究に励んでいる方もおられました。

しかし私は大学の授業にはかろうじてついていけた程度でして、肝心の中国語も周りの方に比べてかなり劣っていました。
今回参加された中で私と同級生だった方が一人いましたが、その子はかなりのできる子で周囲にすぐなじみやすい性格も相まって昔から人気者でした。
在学中から周りに対し引け目を感じていた部分がありましたが、今回皆と再会し、周りがそういった方面で活躍されているのを聞いたり、またそのことで話が盛り上がっているのを見て、やりきれない気持ちになりました。


自分の居場所が無くなったな・・・と心の中でつぶやきました。


他の方に比べ、自分は全く畑違いのことをしている。しかも全然うだつが上がらない。
そんな自分が大学時代の経験を活かして活躍されている方々と比べて、ある種の敗北感を抱いてしまうようになったのです。

そんな喪失感と敗北感を抱いた私は二日目(つまり今日)の朝、誰もいないところで人知れず涙を流していました
自分なんて・・・」と何度も言いながら。

周りには泣いていることを見せないようにしていましたが、恩師と二人きりで話をした際、ついに涙が止められなくなってしまい、泣きながら恩師に今の近況を話している自分がいました
そんな私の姿を見て恩師はいつもと変わらぬ様子で丁寧に耳を傾けていました。
しかし恐らく恩師は私が涙を流しているわけが今の私の生活や仕事が大変だからなのが理由だと思っていたはずです。
私は恩師には涙の理由が、他の教え子たちへの劣等感や喪失感、敗北感から来ているものだとは言いませんでした。
ただ私の話を聞いてほしかった、あのときはそれだけだったのです。



恩師は還暦を見かえてもなお精力的に活動されると宣言しており「60はまだ折り返し地点です。120歳まで頑張るつもりです」と語られてました。
そしてこれからも定期的に会合や合宿を開き、教え子たちと勉強しながら旧交を温め続けることでしょう。
その場に私も加わりたいのですが、畑違いの私には参加する資格があるのか、参加しても自分に居場所があるのかと考え込んでしまいます。

恩師のこれからの活躍を皆と一緒に支えることが出来ないかもしれませんが、都合がつけばこれからも参加していければと考えております。

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